大分前の話だけど、エガワさんが主催する企画イベント「フワリカ」を見に行ってきた。
この日はDQSでもお馴染み、義理人情にあついケンイチロウさんのバンドQUBEに、ゴメス山田さん、エガワさん、ピクチャーズの4組。ピクチャーズは初めて。
・・・3ヶ月近く前のライブなんであんまり憶えてない;
あ、でも思い出したことがいくつか。
QUBEは相変わらず楽しかった。代々木ZHER THE ZOOより少し広めのステージということもあってかメンバーがいつも以上に動き回っていた気がする。天井も高くて音響がいいこともあってボーカル岸田さんの声がいつも以上に聞きやすかったこととか・・・9月に発売したニューアルバムにも収録されている「乙女タル」をやってくれたこととか。この曲は途中で転調するので、ただでさえ高音で難しいのがさらに・・・とボーカルイジメな曲といえなくもないのだがそれをあっさりと?歌いあげるのは、聞いていて気持ちいいしすごいなあと思う。
打って変わって山田俊明さんのライブ。アッパーで激しいQUBEとは正反対の違う風が吹き抜けていった。ソロになってから何度か見てるけど、のんびりまったりした雰囲気。GOMESのときよりも内省的で自分と語っているようにさえ感じるところもありながら、どこか楽観的で聞いていてなんとなくいいなあと思ってしまう。このなんとなくというのがミソ。ギター一本と歌で実直に勝負している姿は、曽我部恵一さんと通ずるところをなんとなく感じた。これもなんとなくだけど。
エガワさん、タオちゃんのことで頭いっぱい(笑)でもこの日は大変だったようだ。なんせ演奏中に使うタオちゃんの声の入ったサンプラー?、要は機械がいきなり壊れてしまったり、確かギターさんの音が急に出なくなってステージ上で演奏しながらアンプ交換したり、その間は他のメンバーのアドリブで乗り切ったりとてんやわんやだった・・・・とMCで話をしてくれた。それでも何事もなかったかのように笑顔で歌っているのがすごいなあと思う。いつもニコニコしている。タオちゃん効果?ちなみにVJといったらいいのかな?最後の曲で確かスクリーンにPVを流しながら演奏してたんだけど、そこに出てくるペンギンがとても可愛いかったり。
ピクチャーズは見れなかったので割愛。見た3バンドは皆方向性が違うんだけどそれぞれ個性がはっきりしていて面白い。カテゴリを越えて音楽を聴くことって実はあまりない。僕なんか特に偏りまくっている。だからこういうイベントでちょっとずつでも広がるのはやっぱり楽しい。
コメントをお書きください