先月の横浜に続いてのキリンジライブ。
仕事の都合で30分ほど遅れてしまったのが悔しい。大好きな夏の光が聞けなかった。
ライブは言うまでもなく素晴らしい。伊藤さんのキーボードもかっこいい。
横浜のときよりも、全体的に音が聴きやすかった。弟の声が非常に伸びやかでうっとりしてしまう。女性ファンはあの声にメロメロなんだろうなあ。見ている目がホの字になっているような人が多かったから。もちろん男の自分でも惚れてしまったからこうして来ているんだけどね。
「聴いていて気持ちいい」の一言です。
本編のセットリストは横浜とほぼ同じだったけど、アンコールが2曲変更されていて、「エイリアンズ」と「もしもの時は」をやってくれた。エイリアンズは大好きで一緒に行った妻が喜んでいたのが印象的だった。その喜びを日常生活でもうちょっと見せてはどうなんだろう?
前回に続き一番もりあがったのはキリンジ兄が歌った「都市鉱山」。曲がはじまり兄が歌いだすとなぜだかおーと会場が盛り上がる、それを見た兄は歌いながらついに噴いてしまったのだ。プライドの高い兄だからまさか噴くとは思ってはいなかったのだろうか、一瞬ちょっと意外そうな顔をしつつもニヤニヤしながらその後は完璧に歌いこなしていた。キリンジは弟がメインボーカルなのでたまに兄が歌うとどうしても、ファンは反応してしまうらしい。自分もついついはやし立てたくなるので、その気持ちはよくわかる。兄は毅然とした印象が強いから、つっこみに弱いようだ(笑)
ハプニングといえば、アンコールのエイリアンズもそうだ。珍しく弟がイントロを間違えたようでやり直しをしていた。珍しい。でもその後ツアーメンバーの田村さんのツイッターのつぶやきは下記の内容だった。
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@gen_tamura (田村玄一)
今日「エイリアンズ」のイントロをやり直した件。私も最初は泰行が間違えたとばかり思っていた。終演後に皆で検証したところ、泰行の弾くコードと楠のシンバルのピッチが干渉していたのが原因で不協和音に聞こえてしまい演奏を止めるまでの不安感を生んだのが真相。実は誰もミスはしていないのです。
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・・・こういうことってあるんだね。さすがプロ。ちょっとした違和感が生んだ魔物というべきことなんだろうか。
他にもMCは相変わらずの失笑系だがそれがほんとにツボにはまるんだよね。そうそう彼らの本「自棄っぱちオプティミスト」が増刷決定したらしい。すごいね。
今回は遅刻したので、DUOの邪魔な柱の後ろで見るだけで必死でした。まあ600番台だったから間に合っても後ろには違いなかったんだろうけどね。個人的にハプニング?といえば最初バーカウンターの前で見ていたら隣の隣にノーナの奥田さんがいたのでちょっとビックリ。相変わらず少し前かがみになりながら楽しそうに見ていた表情がなんともいえませんでした(笑)
あとは当サイトからも相互リンクしてもらっているキリンジカタギさんともお会いできたこと。妻から彼女のことは聞いていて今まで顔は合わせたことはあったんだけど、ちゃんとした挨拶はできていなかったから。彼女はPLECTRUMの大ファンでもあり、この前のライブにも来ていた。これからもあちこちのライブで会うことになるだろう。
次のキリンジは年明けCCレモンホールです。全国まわって帰ってきた都市鉱山が楽しみ!
setlist
01.台風一過
02.夏の光
03.ホライゾン、ホライゾン
04.温泉街のエトランジェ
05.Rain
06.セレーネのセレナーデ
07.星座を睫毛にひっかけて
08.秘密
09.Round and Round
10.嫉妬
11.都市鉱山
12.空飛ぶ深海魚
13.ブルーバード
14.ムラサキ☆サンセット
15.十四時過ぎのカゲロウ
16.あの世で罰を受けるほど
17.小さなおとなたち
18.アンモナイトの夜
encore
19.悪玉
20.エイリアンズ
21.もしもの時は
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