Contrary Parade「ノクターン発売記念ライブ」@下北沢CLUB Que 2011.11.6 Sun.

友達に誘われて前から気になっていたContrary Paradeのライブにいってきた。

この日は2ndミニアルバム「ノクターン」のリリース記念。

Queでのランチライブははじめて。会場には椅子席が並べられていて、ざっと数えたところ70人から80人くらいの人がいてお昼のライブにしては多いなあとちょっとびっくり。

一人で遊びに行ったものの、まりりんやみゅー君やタカさんやなのっこなど友達もたくさん来ててちょっと嬉しかったり。時間の都合でlifterは見られなかったんだけど、タカさんの強力なプッシュでCDを買った（笑）これがまためちゃよかったので、次回はライブみたい。音楽友達のセンスはやっぱりいい。

2番目に登場した裸眼もはじめて。カスタネッツの牧野さんとハックルのサクマさん、ハジさんのユニット。曲は知らなかったけど、皆さん歌がうまいこともあって自然と聞きほれていた。最後から2番目の曲なんだろうな、気になる。

そして最後に登場したのがContrary Parade。

この日は新作リリースということで、新しいアルバムに入っている6曲を全て演奏。

元paperbag lunch boxのドラマーイトウアイと、ベースくにやんをサポートに迎えての4人編成。1曲目から・・・・来ました！これです、このポップセンス。僕の大好きなギターポップの後継者がここにいた！なんで今まで知らなかったんだろう、すごく悔しいなあと思いつつ、誘ってくれた友達がいなかったらまず出会うこともなかっただろうからこのめぐり合いに感謝しなきゃいけない。

ギターポップの若手バンドというと、露谷さんのソロユニット murmur を思いだす。murmurがストレートなギターポップど真ん中だとしたら、Contrary Paradeはその道と並行に走るもう１本の道といったらいいだろうか。ヴォーカル田中さんのストレートでピュアな歌声に、ピアノとギターが織り交ざる姿は一瞬GOMES THE HITMANの堀越和子さんを想像させたものの、初期のSwinging Popsicleのようなおしゃれな感じのポップ要素と、初期のadvantage Lucyのようなキラキラ感が同居しているような、そんなイメージ。特にライブで２曲目あたりに演奏してくれた「ロマンス」や「エッセンシャルマーチ」はまさにツボで、久々に全身をかけめぐる衝撃はなんとも気持ちのよいものだった。アンコールでは確か1stアルバムのジュブナイル（違ってたらすみません）を披露してくれた。とてもポップな曲でライブ映えするウキウキするような歌でした。

終演後CDを2枚まとめ買い。家に帰って2ndミニアルバム「ノクターン」を早速開封。そこにはなんと大好きな岡村詩野さんのライナーノーツが・・・・。この日ライブで感動した「ロマンス」にも触れている。更に文章を読み進めるとそこにはなんとSwinging Popsicleの名前まで・・・幸せとはこういうことをいうのだと思う。個人的にロマンス、ジェブナイル、エッセンシャルマーチ、魔女見習い、ドリフター、プラネットがツボかな。

さらに後日ツイッターでつぶやいていたらなんとヴォーカルの田中さんは昔Swinging Popsicleのコピーもやっていたんだとか。今現役でコピーしている自分としてはほんと驚くばかりで（笑）

色々な意味で今後注目したいバンドです。楽しい一日でした。