自分に足りていないもの

先日あるミュージシャンのマネージャーさんに時間をとっていただいた。

 

自分が考えている企画がアーティストにとってどういう意味合いをもっているのか、考えや疑問をぶつけてみたところ、想定外の答えが返ってきた。僕の考え方に理解はしてくれたものの、私たちの場合はそういう視点ではやっていないんです、とのこと。提示した考えのうち一つは、プロモーション視点の発想、例えばイベントの場合だったら、アーティストにとっては新たなファンと出会うきっかけ作りである、とか、他にもいくつか。でも考えが及ばなかった。そのかたの場合、少し独特の活動をしているのは見ていてなんとなくわかっていたつもりだったけれども。もっというとそこは外からはわからない部分で、現在の僕の立場ではどうしようもない部分だった。ただすごく嬉しかったのはマネージャーさんはすごく忙しいのにも関わらず、きちんと向き合って僕の疑問を解決しようとしてくれたこと。そして話をしているうちにぼんやりと、自分が至らなかった点が見えてきた。ただまだそれがあっているか確証がもてていないので、もう少し考えを整理しなければならない。でもありがたいことにその考えが合っていたらそのときは是非という言葉もくれた。お会いするまえは正直どうしたもんかなと悩んでいたんだけれども、僕が勘違いしていた部分を訂正してくれた上に、ミュージシャンの方と接する上での新たな気づきもくれた。これでまた一歩前に進むことができた。