出 演:PLECTRUM
日 時:2011年11月13日(日) 開場:18:00 開演:18:30
会 場:Zher the ZOO YOYOGI
チケット:前売 2,500円/当日 2,800円(+1drink)
予 約:プレクトラムオフィシャルホームページ
「これからもPLECTRUMをよろしく」
PLECTRUMの15周年ワンマンライブ。あいにくこの日は別のリハがあったために後半戦しか顔を出せなかったのだが、Zher The ZOO 代々木のドアをあけた瞬間熱気が体中をかけめぐったのを今でも覚えている。多くのファンが集まっていたため、最後列、人と人の間からかろうじてステージを見ていたのだが、そこには一生懸命、そして楽しそうに歌うタカタさん、アッキーさんの笑顔があった。ライブはものすごくもりあがっていたのだけれども、なんかいつもの雰囲気と違うのは15周年という記念すべき日だったからなんだろう。見ているファンも大騒ぎするというわけでもなく、普段とかわらず手をあげていたり、千ヶ崎さん、ケンイチロウさんが生み出すグルーヴに合わせて揺らしていたわけだけれども、どこかみんな嬉しそうな表情を浮かべていた。イベントには出ていたもののワンマンライブとしても5年ぶりだったということもあって、楽しみにしていたファンが多かったということか。アンコールもいれて21曲を披露してくれたメンバーたち。ポリスターでデビューしたときのキラーチューン「Japanese Disco Is Fun!」から最近のライブでもよく演奏している「Sundae Champion」「Till I Die Again」「Tears For Beers」など、幅広いセットリストは彼らの歴史そのものだったのだと思うし、また今後につながる現在の彼らの全てだったのだと思うと胸がじーんとあつくなった。タカタさんのMCは相変わらずどこか青春を感じさせるトークで、キラキラしたものがあってそれはこの日も変わらず。ただいつも以上に感謝の念を述べていてそれがイベントタイトル「thank you」とリンクしていたのは言うまでもない。
また極個人的には今年ベスト5に入る「感動」を得たライブであったこともつけ加えたい。それはこの日ライブに駆けつけた「仲間」の存在である。節目となるこの日のライブ、ファンはもちろんだけど渋谷、下北沢の音楽を支えてきた友達・仲間も集まっていた。VASALLO CRAB75、advantage Lucy、Swinging Popsicle、round table、森川さん、岩瀬さん、ハックルベリー・フィン、Qubeなど多くのミュージシャンが、戦友ともいうべき仲間のライブを見守っていた。97年から彼らの音楽を聴き続けてきたリスナーの一人である僕にとって自分のリスペクトしている多くの方々の「絆」がこういうかたちで見れたことに、とても感動したし嬉しかった。彼らからしたら友達のライブを見にきたといういつもの感覚なのかもしれないけど、どこか自分達とも重ね合わせながら見ていたんじゃないかと勝手ながら思う。それだけの「絆」や想いの輪みたいなものがあの場には確かにあって、偶然にもその場にいられたことは長年聴き続けてきたファンの一人としては凄く嬉しかったし、改めて自分がPLECTRUMはじめ彼ら彼女らの音楽が好きなんだと実感した場となった。
仕事でもなんでもそうだけど、こういう機会に出会えるって本当に幸せだと思う。日常的に行っていることってどうしても作業になりがちで本来の目的を見失いがちになるんだけど、想いを感じる場があると頑張ろうって思えるんだ。新たな気持ちでサイトにも取り組んでいこうと思わせてくれた素敵なライブ。これからも聴き続けていきたいと思う。
PLECTRUM15周年おめでとうございます。
setlist
01.Flow
02.Star Bowling
03.Night Patrol
04.New Shoes
05.Tennis Girl
06.Girl From Yesterday
07.Book End
08.All Green
09.30Boy
10.Motocycle
11.Cherry Boy
12.Paint It Grey
13.Suite Home
14.Buffalo
15.Sundae Champion
16.Japanese Disco Is Fun!
17.Till I Die Again
18.Tears For Beers
encore
19.Stand By Me
20.Lespaul Master
encore2
21.Star Light
※メンバーのblogより
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