今年もたくさんのライブを見に行きました。
数えてみたら67本!目標にしていた初の70本超えはならなかったけど、震災の影響で7本中止になったことを考えると例年どおりにライブを見られたこと、そのものに改めて感謝したい。それはライブをしてくれたミュージシャンにも、見に行くことで元気を得たかった自分自身に対しても。
Swinging Popsicle、黒沢健一、キリンジ、ヒックスヴィル、VASALLO CRAB 75、advantage Lucy、HARCO、フジファブリック、堀越和子(GOMES THE HITMAN)、DQS、NONA REEVES、PANDA 1/2、山田稔明(GOMES THE HITMAN)、空気公団、ホイップ・ラブ・クリームス、balloon skirt、the Caraway、杉本清隆 (orangenoise shortcut)、南波志帆、risette、岩瀬敬吾、Songbird、PLECTRUM、MAROON 5、uncle-jam、サトウヨシヤ、QUBE、吉井功(ヨシンバ)、フュンガフント、Little Lounge*Little Twinkle、堂島孝平、雨宮弘哲、その名はスペイド、Bertoia、和田唱(TRICERATOPS)、Three Berry Icecream、住所不定無職、セイルズ、馬の骨、ハックルベリー・フィン、three-weeks-old lovesick puppy、AKIRA(HARISS)、ハイラマズ、森川アキコ、Wouter Hamel、Mr.COCKROBIN、Maia Hirasawa、murmur、九州男、Spaghetti Vabune!、ベニー・シングス、THE HAMMOND CONNECTION、エイプリルズ、Contrary Parade、カジヒデキ、藤島美音子、yes, mama ok?、溝渕ケンイチロウ、humming parlour、中森泰弘、HARISS、TIMESLIP、泰山に遊ぶ、CittY、SISTER JET、相対性理論、OKAMOTO'S、JiLL-Decoy association、Small Boys etc.(順不同・敬称略)
これだけ見るとやっぱり渋谷、下北沢系にかなり偏っている感じがありますね(笑)。時間やチケットがとれれば見に行きたかったバンドもたくさんあって、例えば今年友達から激プッシュを受けたサカナクションやフクロウズはCDは聴いているもののライブにはいけずじまい。相対性理論は念願かなって見に行くことができた(そしてよかった)。また何年も前から行ってみたいと思いながらもチケットが全くとれないPerfumeや嵐、SMAP、X Japanもいつか見てみたいなあと思う。音楽もだけどファンがものすごい盛り上がりを見せているらしいのでそれを肌で感じたいというか。
印象に残っているライブをいくつか。
・Swinging Popsicle
1年10ヶ月ぶりのワンマンライブは心底嬉しかった。激感動、言葉では表せず。
ライブが終わったときに、やっぱり僕は彼らが心底大好きなんだなと思った。
ファン暦14年目にしてはじめてのライブ皆勤賞!今度誰かなんかください!うれしー。
2年前はN.Y.に行けず、去年は富山に行けずと・・・そんなことを毎年繰りかえしての今年の皆勤賞。
・ここから2011
advantage Lucyの呼びかけに応えて空気公団、HARQUAが参加したチャリティーイベント。
ライブもさることながら、ファンがたくさん集まってQueが超満員になったことやイベントの企画主旨、成果もふくめて大成功だったのが印象に残ってる。僕が支援企画のMEET MUSIC サポートプログラムをはじめるキッカケにもなったイベントです。レポはこちら。
・相対性理論
今年になってようやく念願叶い、ライブを見ることができた相対性理論。
友達がいうように確かに よかった。独特のステージング、たたずまいや照明の使い方なども十分興味をそそられたけど、やっぱり演奏や歌がすごくよかった。一曲目から彼ら独自の世界 が伝わってきた。他の誰かに似ているかと言われるとそういうことがなく、相対性理論のブランディングを確立していた。来年はもっとたくさん見に行きたい。
・カジヒデキ 15周年記念イベント
カジヒデキさんのソロデビュー15年目をお祝いしたイベントライブ。15年たってもショートパンツで歌うカジさんの姿、変わるところのないエバーグリーン、ポップな世界は本当に大好き。シエスタとか聴いたときは涙出た。また小西さんがDJで小山田圭吾さんのいる前でFlipper's Guitarの「恋とマシンガン」をかけたとき、会場がおかしいくらいに盛り上がってフィーバーしていたのがすごかった。あれ、普通の人じゃ絶対できない。小西さんだからできたことだと思う。また生の小山田圭吾さんを見たのが本当に久しぶりだったこともあってそれらも含めて心に残ったイベントだった。レポはまだ書けてない・・・
・黒沢健一
グローヴ座で行われた。ワンマンライブ。初の取り組みもたくさんあった。先日のレポで書き尽くしたので詳しくはそちらを見てください。レポはこちら。
・risette
その場で新曲を1曲作るという、実験的な要素が強かったライブ。ベース、ギター、キーボード、ヴォーカルとその場でレコーディングする風景は、勉強するところもたくさんあった。曲ができあがっていく過程をライブで見るというのは、Ustreamなどネットを中心にはやっているみたいだけど、目の前でその様子を見たのははじめてだったので、とても興味深い内容だった。レポはこちら。
・PLECTRUM 15周年記念ワンマンライブ
これも感動。僕が彼らを知ったのは97年。あれから14年。言葉で書くのが難しい。普通のライブといわれたら普通のライブだったんだけど、でもそこには多くのお客さんや仲間がかけつけていて会場の雰囲気が本当に素敵だった。自分の好きなバンドの音楽が長年聴けるのって嬉しいよね。レポはこちら。
・フジファブリック
4月にフィルムライブがあって、そこでこれからも3人でやり続けると宣言をしたメンバーたち。志村さんがいない状態で、3人のはじめてのレコ発ツアーが今年行われた。見に行く前はちょっぴり不安だったけどそれは杞憂だった。新生フジファブリックがそこにはいた。ソウ君がフロントマンとしてヴォーカルをとっていたけど既に一流といってもいいほどのステージングをこなしていた。新作だけじゃなくて志村さんが書いた曲もやってくれた。でもそれを聴いたとき、志村さんがいたときのフジと目の前で歌っているフジを比べることはしなかった。いや、する必要がなかった。ライブに行く前は色々考えていたんだけどね。志村さんが亡くなってからフジを聴くのが怖いという友達が何人かいるけど、その友達もみんな絶賛していた。ダイちゃんも、なぞかけのお兄さんも相変わらず元気で楽しいMCも披露してくれた。夢中で見れた。いいライブだった。
・藤島美音子
彼女名義のはじめての本格的なソロライブ、アコースティック弾き語り。
これを挙げた理由としては、ライブの構成、MCも含めたバランスがすごくよかったから。誰もが知っている有名曲のカバーやポプシの曲もいれて、はじめてのファン、ポプシファンを楽しませる。そして彼女のソロの歌もふんだんにあって自分がどんなアーティストなのかを伝えることも忘れない。最後はジョニ・ミッチェルのカバーにチャレンジをして終わるなど、会場に集まってくる色んなファンのニーズを満たそうとするファン想いの考えが胸をうった。普段ほとんどライブを見ない友達を誘って行ったのだけれどすごく喜んでくれた。ライブというのはなんなのか、ファンを楽しませようとすることはなんなのかを改めて感じさせてくれた一本。レポはこちら。
・MAROON 5
久しぶりの武道館で見たライブ。MAROON 5を見たのは今年がはじめて。演奏?書くまでもない、特にサポートミュージシャンの演奏レベルが高すぎる、びっくりしたんだ。大好きな曲もたくさん聴けたし満足。世界的ミュージシャンのライブはやっぱりすごい・・・。レポはこちら。
・Wouter Hamel
来日公演は欠かさず見に行ってる彼の新作のレコ発ツアー。歌もうまいし、バックミュージシャンの演奏力が非常に高い。Wouter君のライブなんだけど、セッションを見ている感じが強くて、ピアノ、ベース、ギター、パーカッション、それぞれのアドリブソロもたくさん散りばめられていて、大人のライブという印象。この演奏を生で聴いたらやみつきになる。ビルボードという会場の雰囲気もあり贅沢な一夜だった。
・空気公団 LIVE春愁秋思
ツアーでは横浜と東京公演を見た。どちらも素敵だったけど、特に横浜公演で「文字のないページ」を聴いたときは泣いた・・・心から泣いた、じんわりとにじみ出てくる感情をおさえきれなかった。全身でうけとめるのがちょっと辛かったそんなライブ。うまくいえないけどね。やさしく包み込んでくれたというかなんというか。レポはこちら。
他にもたくさんあるのですが、ぱっと思い出せたものをいくつか選んでみました。
色々な出来事があった2011年はより自分の心境としても涙もろくなっていたせいか、ライブをとおして得られる感動もひときわ大きかった。またカジヒデキ、PLECTRUMの15周年記念ライブなど長年ファンとミュージシャンが一緒に歩んできた瞬間を感じることができたのも嬉しかった。
感動をありがとうございます。
元気をわけてくれてありがとうございます。
楽しい時間をありがとうございます。
来年も楽しみにしています。
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