今年もこの日がやってきた。
自分が参加するのは5回目くらいかな・・・
福村さんの9回忌のイベント。今年もルーシーとヴァサロのメンバーが中心となってイベントを企画したみたい。2年ぶりにポプシの美音子さんも参加するとあってとても楽しみだったのは言うまでもない。出演者全部が好きなイベントってなかなかないし、それだけで奇跡的だったりすると思う。
セットリストは最後に書いておいたのでそれを見ていただくとして。
今回何がよかったっていうとね、イベント限定のvasallon Lucyかな、やっぱり。これはルーシーとヴァサロに美音子さんがゲスト参加したスペシャルグループ!
洋楽のカバーを演奏してくれたんだけど、1曲目はなんとアイコさんがドラムを叩くなど、普段見られないセッションだったもんだから、それだけで見ていて楽しかったんだ。
ステージの最前列は左からPLECTRUMのタイスケさん(ルーシーのサポートしてる関係)、ポプシのミネコフ、ルーシーのアイコさん、そしてヴァサロのクドウさんと4人のフロントマンのカバーが聴けるなんて贅沢この上ないったらありゃしない。1番2番を交代で歌ったりそれぞれがコーラスをやったりハモッたり。メンバーもみんな楽しそうだった。カバーしてた歌は故福村さんが好きだった曲をセレクトしただけあってか、ときおりふっと寂しそうな表情も見せていたのは気のせいだったのかな。個人的には最後のカーディガンズのカーニヴァルが一番よかった・・・・ほんと言葉なしとはこういうことだ。しかし美音子さんは英語の発音がよくて洋楽を歌う姿はやっぱりかっこいいね。彼女の洋楽カバーアルバムが出たら絶対欲しいなあ(^^;
そうそう寂しげな表情ということであればね、ルーシーで2曲目のRed Bicycleを歌っていたときアイコさんの瞳に一瞬涙が見えたんだ。気のせいかなあとも思ったけど前の方で見ていたし光っていたのは間違いないと思う。きっと歌いながら色々と思い出されたのだろうね。久々に聴いたRed BicycleにWhen I Sleep!この鉄板の2曲だけでも僕は心底嬉しかった。特にWhen I Sleepのギターのアルペジオが何回聴いても涙をこらえるのが必死で、この日も大変だったよ。
VASALLOは何回も書いてるけどVivioue
Circleが聴けたのはもちろんだけど、新曲もやってくれたのが嬉しかったし、Romeoのアレンジがまた前回と変わっていてライブの楽しさをひきだしていたと思う。Break~もだけど最近のVASALLOを象徴させるようなアレンジの曲で、一言カッコイイに尽きる。プレイヤーのこだわりが詰まってる曲だから歌うよりも弾くのが楽しいんだろうね。ああいうの自分でもいつか弾いてみたいな。
最近つくづく思うのは音楽ってあたりまえのごとく作り手の個性、性格みたいなものがにじみ出ているなあということ。ルーシーやヴァサロのメンバー見ていると、とても優しい人たちであることが伝わってくる。それが音楽性にも反映されていて、ギターのアルペジオのキラキラしているところや歌声などから感じるんだよね。もちろんそれは彼らの一部でしかなくて例えば最近のヴァサロだとファンクより、大人っぽいイメージの曲も増えてきている点など。変わっていく部分もあるんだろうけどね。
来年は10回忌。どうするんだろうか。一区切りつけたりするのだろうか?今まで故福村さんが残した曲を彼らが復活させて作った遺作が4,5曲あるんだけど、それを音源化するとか?まあ全て想像の域を出ないんだけど個人的には今後もこのイベントはずっと続けていってほしいなあと思う。ファンである僕にとってもこのイベントがあるから、音楽を通じて思いかえすことができるから。自分は直接は福村さんとは関係はないけれども音楽を通して触れている何かがやっぱりあってそれは今後も大事にしたいと思うから。
setlist advantage Lucy
1.グライダー
2.Red Bicycle
3.When I Sleep
4.So
5.シトラス
6.Hello mate!
7.Teacup Ride
8.グッバイ
setlist vasallon Lucy ※全てカバー曲
1.Son of a gun/The Vaselines
2.There she goes/The La's
3.Don't believe a word/IVY
4.One And Two/James Iha
5.Carnival/The Cardigans
setlist VASALLO CRAB 75
1.死者の手紙(新曲)
2.Vicious Circle
3.Breakdown In Blue
4.月
5.White White Sails
6.Romeo
7.希望の歌
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