イベントを企画中です。

この数ヶ月ライヴイベントの準備をしていました。

ようやく概要が固まってきたところで、詳細を急ピッチで調整しています。

もうしばらくしたら発表できると思いますので、楽しみにしていてください。

時期は寒い冬があけた、春先を予定しています。

 

 

今日は何故僕がイベントを行うのかを少し。

 

 

とはいえ、そんな難しい話ではなくて。「リスナー・ファンとミュージシャンをつなぐ場を提供し、貢献する」という場を作るという、このサイトと同じ位置づけです。言うまでもなく音楽を伝えるにあたっては、耳でリスナーにお届けするのが一番です。またCDなどの作品と違い、ライヴには不思議な魅力があります。それは「ライヴを楽しんでいるファンとミュージシャンが生み出す感動体験」であり、とてもかけがえのないものです。このドキドキ、ワクワクするような場を創ることが、 微力ながらも貢献するひとつの形だと思っています。

 

 

イベントを行うにあたり、大事にしたいことがあります。

 

 1.出演者もファンもみんなが楽しめる場にすること

 2.ポプシクリップ。らしさを出すこと

 

 

「らしさを出す」難しいですよね。1番にも関係してきますがどういう内容にしたらよいか?これは今でも悩んでいるのですが、答えは身近なところ、つまりこのサイトに遊びに来てくれる皆さんが持っているんだと思っています。今回も企画するにあたって、どうしようか悩んだときに、いつも仲良くさせている友達との会話を思い出しました。その友達は次のようなことをよく話していました。「AさんとBさんが一緒に出るイベントがあれば絶対に行きたいのになんでそういうイベントがないんだろう?」。シンプルで単純ですが答えはここにあると思いました。自分もそうなのですがいわばジャンル問わず、なんでもありイベントは参加するファン・リスナーにとって行きづらいのです。逆にミュージシャンサイドから見たらどのバンドと自分のバンドの相性がいいのか、ファン層が重なっているのかということが意外にわからないんだと思います。もしわかっていたらもっとそのようなイベントがたくさんあってもいいはずだからです。もしくはわかっていても事情があってそれができない。言いかえればバンド同志とファン同志のマッチングがなかなかできていないということだともいえます。

その話を思いだしたとき、このサイトの強みが生かせると思いました。当サイトの最大の強みはファン・リスナー視点で企画できるということです。Twitterやmixiなどのやりとりをはじめ多くのミュージシャン、音楽友達との会話の中からファンが望む組み合わせというのがある程度わかるからです。今回企画しているイベントでは、事前のヒアリングなどをもとに、ミュージシャンの皆様にお願いをさせていただきました。それがないとお目当てのバンドが終わったらお客様が帰ってしまうという寂しい状態になってしまうのではないかと。理想はお目当てのバンドを見てさらに一緒に参加したバンドのことを気にいったり好きになってもらうことなんですよね。実際にうまくできるかは難しい面もあるのですが、企画設計段階ではその点を強く意識しています。ふたを開けてみないと結果どうなるかわかりませんけれども、当サイトの提案が受け入れられるよう祈るばかりです。あとはサイトがありますので、イベントとサイトをうまく連動させた形で展開できることでしょうか?いずれにせよできることを地道にやっていきたいと思います。


「感動体験の場を創りたい」と思っています。有志やアドバイスをくれる周囲の協力をいただきながら取り組んでいます。協力してくれる方々にはその道のプロもいるし、フリーランスの方もいれば、自営業や会社員と様々な方がいますが各々の得意分野を生かしてもらうことで成り立つようにしています(いつも本当にありがとうです)。

 

 

2月の終わりだったかな?音楽評論家の岡村詩野さんと話をしていたときのことです。「○○さん(私のことです)が好きな音楽カテゴリは今はメジャーではないかもしれないけれど、固定のファンはいるし、脈々と受け継がれているんだからいつかまたその時代が来ると思うの。絶対来るよ」。何気ない会話の一コマだったんですが、その後ずうっとその言葉が頭の片隅に残っていました。適当な言葉は見つからないのですが、なんだかすごく嬉しかったんですよね。自分にできることは限られているけど、良いと思った音楽を広げていきたいと強く思ったんです。


 

 

ささやかな夢があります。恥ずかしくて今は書けないのですが、その夢のためにも今回のイベントは絶対に成功させたいなあと思っています。皆さんに楽しんでもらえるよう精一杯取り組みますので、応援してもらえたら嬉しいです。

 

 

早く皆さんに発表できるよう頑張ります!