先日公開したSwinging Popsicleのインタヴュー記事の電子書籍版が思っていたよりも好調みたいです。
過去記事をまとめたものなので、正直ほとんど読まれないんじゃないかと思っていたんです。ところが電子書籍がまだ珍しいということもあったのか、思ってた以上にダウンロードされたみたいで・・・。相互フォローいただいているジャーナリストの津田さんはじめ、多くの方にRTいただけたことも大きかったかとは思いますが(^^;
今回この本を配信しているBCCKSの総合ランキングでの順位がじりじりあがっています。
2月18日 68位
2月19日 65位
2月20日 46位
2月21日 37位
2月22日 27位
無料だからじゃないの?と思うかたもいらっしゃると思います。もちろんそうなんですが、無料だから読んでもらえるかというとそんなに甘くはありません。これはサイトを運営している人や、フリーペーパーなどを制作している人ならわかるとは思いますが、無料だからこそ難しいんですよね。それにBCCKSは無料の電子書籍のほうがはるかに多いんですよ。先にも書いた津田さんのように有料で販売している方もいますけど、まだ数はそんなに多くないんです。無料のコンテンツがあふれる中で、僕のような知名度も何もない一般人のコンテンツがこの順位に入ったのは、それなりに意味があることだと捉えています。それにじわじわと伸びていっているのが嬉しいですよね。
ちなみに上の写真はBCCKSでのランキング表示された画面をキャプチャしたのですが、津田さんのメルマガの創刊号と同じ画面にあるだけでちょっぴりドキドキです(笑)
最初に配信するコンテンツを何にするのかは相当悩んだのですが、やはり僕がやるからにはSwinging Popsicleのものが一番良いだろうと考えました。冷静に知名度や数量を追うのであればもっと有名な方のコンテンツを電子書籍化したほうがいいのは、わかってはいますが、やはり僕にとってポプシクルはかけがえのない存在であるため、一番最初はポプシクルでやりたかったんです。
そして今回電子化した『LOUD CUT』のインタヴュー。当時このインタヴューが実現できたのは二人の方のご協力があったからでした。今までも何度か触れてはいますが角野恵津子さんと南野信吾さんの二人・・・そう実現に力を貸してくれた二人は、もうこの世にはいないのです。二人ともポプシの音楽が好きで、情熱があってそしてなんの実績もない僕を信じてくれた人たちでした。そんなこともあって電子書籍化してより読みやすいかたちでお届けするならば、まずはポプシクリップ。の原点となったこの記事からだろうと。書籍化にあたり、昔のメールやら当時の原稿、写真などを引っ張り出して読み返したのですが・・・目頭があつくなるもんですね、初心に還ることもできました。
あと実際に作ってみてこれを自分のiPhoneにいれたとき、とても感慨深かったんです。アプリの本棚に自分の作ったものが置いてあるのがなんだかとても不思議で(笑)。しかもiTUNESと同期させると自分の大好きなアーティストの楽曲たちと一緒にこの電子書籍も並んでいるのも(^^;
そして何よりも一番嬉しいのは、自分の大好きなアーティストにささやかながら貢献できることです。
この電子書籍をきっかけに最近ポプシのことを知った新しいファンの人にもアルバムのことについて詳しく知ってもらいたいし、往年のファンに方にはこの電子書籍を読みながら改めて『LOUD CUT』を聴いてもらえたらいいなあと。
途中少し湿っぽくなってしまいましたが、色々な想いが詰まったこの電子書籍、大切にしていければと思います。
制作過程でタテ書きにするのか、ヨコ書きにするのかは結構悩みました。アルファベットも多用するためヨコ書きがベターな気もしたのですが、音楽雑誌は基本的にタテ書きということもあって、それに倣うことにしたんですね。またWEBではヨコ書きだからわざわざ電子書籍化するのであれば少し違ったかたちのほうが新鮮味もあっていいかなあと。
また近日中に他のアーティストの電子書籍も配信したいと思うので、楽しみに待っていてくださいね。
今度はつい最近インタヴューしたばかりで近くニュー・アルバムをリリースするアーティストを取り上げる予定です。
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