下北沢など関東を中心に活動しているギター・ポップユニットのhumming parlourが5月8日に初のスタジオアルバム『食べすすんでいくと、少ししょっぱい。』をリリースすることが明らかになった。
humming parlourはヴォーカルのkawaie.を中心としたユニットで、bluebadgeレーベルのコンピレーションアルバム『guitar pop crazy!』への楽曲参加と同時に'05年より活動をスタート、'11年に配信限定のライヴアルバム『answer in the halfway, 』をリリースしていたが、スタジオ録音のアルバムとしては今回の『食べすすんでいくと、少ししょっぱい。』が初めてとなる。
本アルバムは全7曲入りで、kawaie.とギターの伊東達也を中心に制作、特に伊東が'80年代のイギリスで活躍したザ・スミスの影響を多分に受けているためか、初期のadvantage Lucyらと同様に彼らが奏でる音楽はポスト・パンク、ネオアコに分類するのがわかりやすいだろう。なおアレンジにはLittle Lounge*Little Twinkleのきだしゅんすけも一曲参加しているとのこと。
ギターポップ系のイベントでの出演が多いこともあり、そのようなイメージが強いhumming parlourだが、収録曲はエヴァー・グリーンな側面からリアリティある日常まで様々なものを切り取っており、1曲目の「arpeggio」はキャッチーで疾走感あふれるメロディが特長であるのに対し、7曲目の「door」ではしっとりと優しく歌い上げるなど1stアルバムにしては思っていた以上にふり幅があるように感じる。ネオアコから下北沢系ギターポップが好きな早耳リスナー・ファンの期待に応えてくれる一枚になりそうだ。
<作品情報>
食べすすんでいくと、少ししょっぱい。/humming parlour
2013年5月8日リリース yukeyuke records 1,800円(税抜)
収録曲
1. arpeggio
2. リーチ
3. I don't need a story, someone does.
4. to be star
5. triangle of the heaven
6. cherish
7. door
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