音楽業界と少し関わるのに大切なひとつの行動。

特に写真と内容は関係ありません。
特に写真と内容は関係ありません。

 

こんばんは、ポプシクリップ。です。

 

ゴールデンウィークも半分が終わってしまいました。皆さんは充実した日々を送ってますか?まあ仕事という人も大半でしょうが、私は原稿が終わらずかなりあせっている日々を過ごしております。

 

 

今回のテーマは「音楽業界と少し関わるのに大切なひとつの行動」です。

 

そんな深い話でもないので、サクっと読んでもらえたら。

 

 

昨日書いた記事「インタヴューに力を入れたいと思う理由。」を書きながら、思っていたことがあります。僕は何故大好きな音楽業界と関わるのにこんなに遠回りをしてしまったのか?

 

関わるといってもそんな大げさなものではないですが、自分の認識としては4年前からです、僕が能動的に関わるといえるようになったのは。それまでは、仕事を通じての関わりはありましたが、原則リスナー・ファンでした。そこは今でもあまり変わってはいないのかもしれません。

 

とはいえここ数年で出会った人を見ると学生さんだったり20代前半や半ばくらいの人が多くいます。色々話を聞いてみると当たり前のような共通点がありました。

 

 

まず最初のケース。

知り合いのAさんです。始めて出会ったのは彼女がまだ大学生のときでした。彼女の場合は、たまたま入った大学で友達がバンドをはじめることになり、その流れでスタッフとして手伝いをするようになったそうです。で手伝っていたらそのバンドがいきなりメジャーデヴュー(笑)、その過程で業界の多くの方々と出会うことになりました。またライター志望でもあった彼女は著名なライターの講座に通って人脈を広げたり、某音楽サイトのスタッフとも仲良くなってお手伝いをしたり、話を聞きまわったり・・・今ではローカルラジオ番組を手伝ったり、たまにWEBに寄稿したりと地道に頑張っています。

 


二人目はBさんです。20代半ばの彼女は2,3年前に田舎から東京に出てきました。そして普通に働きながら、趣味でDJをはじめたり、ライヴに足しげく通うようになりました。その後ツイッターでイベントスタッフの募集に手をあげて手伝うようになり続けていくうちに、ある時某バンドのスタッフから手伝ってみない?と声をかけられたのがきっかけで深く関わるようになったそうです。10年以上活動しているベテランバンドのスタッフに抜擢されたんですが大したもんです。今ではさらに輪が広がり最近上京してきた女性ヴォーカリストと仲良くなって、その子をPRすべく一生懸命がんばっています。


 

三人目はC君です。彼は大の音楽好きで学生時代から趣味でDJイベントを何回もやっていたそうです。しばらくするとDJとして色々なアーティストと同じ出演者の立場として交流するようになりました。イベントに誘ったり逆に誘われたりしていくうちに友達になったりと、自然と輪が広がりいつのまにか関わるようになっていたんだそうです。その彼は社会人になってからは普通の会社に就職していますが、今も趣味でDJをやりながらときにはアーティストの方々とプライベートの付き合いを続けています。

 


四人目はD君です。彼は学生時代に趣味でカメラをはじめました。そして音楽も好きだった彼は友達のバンドのライヴ写真を撮るようになったそうです。それを繰り返しているうちにいつのまにか、あちこちでお声がかかるようになり、今では毎週のように撮影に出かけています。彼も普通の企業に就職しているので、昼間は働きながら、夜や休日にはカメラを持って出かけているそうです。で当然写真を撮ったらアーティストに渡さなければいけないわけですから、自然と交流も広がっていったというのです。腕前もプロ級でインディーズ、メジャー問わず撮影をしています。もちろんギャラもちゃんともらいながらやっているんですよね。ちなみに彼は写真だけでなく趣味でバンドもやりはじめてイベントも行っています。仕事はしつつ音楽に対して様々な観点で向き合い楽しんでいます。

 

 


みんな若い時からアーティストを肌で感じる経験をしているんですよね。他にも色々なお話を聞くのですが、どれも個人的には超羨ましかったりします(笑)。

 


上記を振り返ってみると運もありますけど基本的にこの4人に共通するのは「音楽と近い場で自ら積極的に行動をしていたこと」がポイントだと思います。また今回はあえて業界で働いていない人を紹介しました。働いていたらある意味当たり前なので、私と同じように働いてはいないけど何らかの関わりをもって生きている人たちです。

 


私の場合振り返ってみると20代のころは何ら行動をしていなかったと思います。そりゃ音楽は好きでライヴを見にいってはいましたけど、でもそれだけでした。自分から何かを発信したり能動的に行動はしていなかったんですね。ここが大きな違いだったのだと思います。あと運はなかったですねえ、間違いなく(笑)

 

 


ちなみに私の場合はこのサイトをはじめてからです。上記4人との違いは周囲に一人も、バンドをやっている人さえいなかった状態、ゼロからのスタートだったということです。だからサイトをはじめても半年間は何も関わりはありませんでした。勝手にライヴレポを書いたり、勝手にレビューを書いたりしていただけです。でもひたすらサイトの更新をしていました。誰に見られるでもなく、誰からも声をかけられていたわけでもなく勝手に・・・まあ辛かったですけど、そのうちに友達が見てくれるようになり、次第に一部のミュージシャンの方にも見てもらえるようになり・・・で今に至ります。レアなケースかもしれませんが、能動的に発信していたらこういうこともあるんですね。

 


 

音楽業界に興味がある人は、まずは積極的に何かひとつはじめてみるといいのかもしれません。そうすると上記の例のようにそこから少しずつ幅が広がっていくと思います。それを続けるかどうかはまたその後考えればいいのです。まずは動く、これが大事なんだなと改めて思いました。

 

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

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