Cymbals Anniversary Series #3 Cymbals Connection ~This is Entertainment!~
日時 2014年5月24日(土) 昼の部 OPEN/START 13:10 夜の部 OPEN/START 16:25
会場 東京・渋谷Star lounge(昼の部) 渋谷CHELSEA HOTEL(夜の部)
出演 DJ:dj-plex(Stock Room Project) Eriko。(Spoof Music Records)
DJ kabby(team49s) DJ URBAN(URBAN NATURE) クラシナ(Gibraltar)
LIVE:chocolate holic / scotch egg / hyambals / The Queen of Giants
capture the magic / the Omeletts / URBAN NATURE / dernier
GUEST BAND:Speak Like a Child
料金 2,000円(+1Drink)
予約 イベントホームページ http://d.hatena.ne.jp/CymbalsNight/
Cymbals Nightに遊びにきてくれた皆さんありがとうございました。
この日はCymbalsが2004年に解散してから今年で10周年を迎えるということで行われた記念イベントで、9つのシンバルズ・カバー・コピーバンドと6人のDJが参加した大変豪華なものになりました。
渋谷のスターラウンジとチェルシーホテルの2会場で開催されたイベントには、多くのリスナー・ファンが集まりました。主催者によればお客さんの動員数は過去最高だったそうです。僕らも今まで以上に力をいれて取り組んだつもりです。何よりCymbalsが所属していたレーベルLD&Kの運営するライヴハウスということもあってやっぱり気合が入りますよね。
僅か数年で解散してしまったバンドなのに、未だにこうして多くのファンが集まってカバー・コピーイベントというかたちで続いているのはとてもすごいことです。こういう濃いファンがいるバンドで知っているのはL⇔R、スパイラル・ライフ、サザンオールスターズ、フジファブリックやビジュアル系くらいかな。今回は35分で10曲を駆け抜けました。でもあっという間で楽しかった。フロアも盛り上がっていたようで嬉しかったです。
ツイッター上では元Cymbalsの沖井さんがファンに向けてコメントを出していましたね。
沖井さんはファンを大事にしてくださる優しい方だなあとつくづく思います。
普通このようなファンイベントでは、当人としては今も現役でプロでやっている立場もあるし、既に解散したバンドである以上沖井さんにとっては過去の出来事であり、その中には触れたくないこともたくさんあると思うんですね。ファンとの一線をひく考えもある中で、このようなかたちでコメント出すことはそれなりの想いや葛藤もあったのだろうと思われます。でもこういうツイートを見るとリスナー・ファンとしては嬉しいわけで、それでますます彼らのことが好きになるわけですよね。
もともとCymbals Nightは今回の10周年記念で終わるという話だったのですが、打ち上げのときのみんなの様子を見ているときっとなんだかんだ理由をつけて今後も続いていくのだと思います。まあ次が本当にあるのかどうかはわかりませんし、バンドとしては今回やりきった感もあるのでね(^^;
私はCymbals Nightからもとても色々なことを学びました。
スタッフとしてイベントを盛り上げていくことの大変さはもちろん、続けることの難しさを特に。多くの人が関係するイベントなので、個人や数人でやっているイベントとは違う運営の大変さがあります。例えば打ち合わせをやってもなかなか人が集まらないとか、関わっている人が多いためにおこる意見集約の難しさとか、今回は直前で出演辞退するバンドが出てきたりとか・・・皆好きでボランティアでやっているので仕事としてやるよりもはるかに難しいんですね。NPOのマネジメント、組織運営に近いものをイメージしてもらったらいいかな。
仕事でもたまにイベントなどの企画や運営をしているのですが、それらと比較しても難しい組織運営だなと感じます。でもそれも結局はイベントを成功させたいという情熱があるので、頑張れるんですよね。今回のイベントではスタッフが直前まで相当苦労をしていたのを見ていたので、当日どうなるか不安でしたが、結果として盛り上がったし楽しくできたし、何より見に来てくれた友達が楽しんでくれたので嬉しかった。とはいえ見ていて改善した方がいいなと思うこともたくさんありました。スタッフ、出演者間における意識の違いなども。そこはまた機会あるときに主催者やスタッフに伝えるつもりです。
余談ですが私がもともとCymbals Nightに参加するようになったのはCymbalsが好きだったということもあるのですが、様々なイベント経験を積みたかったからなんです。
もともと仕事では数百人から数千人、場合によっては数万人規模のイベントに関わってきたのですが、その場合はDさんやHさんなど大手の広告代理店さんやイベント会社の協力を得てやることが基本なので、どうしても企画構成から予算や進捗管理などマネジメントの仕事がメインになります。そうすると現場の苦労を、現場監督として見に行くことはあっても自分で現場作業をやることはあまりないんですね(若い頃手伝おうとしたら逆に怒られたことがあります)。しかもそれはあくまで会社という信頼と予算があるからできる話で、僕のような一個人が企画してできることではないし、自分がイベントをやることを考えたときに仕事での経験だけでは実際は何もできないに等しい。
そしてポプシクリップ。としてもイベントをやる必要性が出てきたこともあって、参加させてもらいました。最初は1回だけのつもりでしたが、なんだかんだ3年以上関わっているのはCymbals Nightに参加してCymbalsの魅力を再発見してしまったからですね(笑)。それにCymbals Nightのスタッフやバンドメンバーは魅力的な人が多いからやっていて楽しいというのもありました。そういう意味では本当に参加できて良かったなと思います。ご関係の皆さんどうもありがとう、お世話になりました。
さてさて次は秋にやる予定のPOPS Paradeに全精力を傾けたいと思います。
こちらはアーティストをたくさん迎えてのオリジナルイベント、絶対にいいイベントできるよう頑張りますのでよろしくお願いします。
・・・その前に特集記事を数件公開すべく作業を進めていますので、そちらもお楽しみに!
scotch egg setlist
01.Cucumber
02.Happy Knight, Shiny Child
03.My Patrick
04.Missile Song
05.Visualized!
06.For Escapees ~逃亡者に告ぐ~
07.My Brave Face
08.What's Entertainment?
09.Heatwave (Martha & the Vandellasのカヴァー)
10.怒れる小さな茶色い犬
コメントをお書きください