ポプシクリップ。です。
昨日はwafflesのレコ発ライヴを見に行った。
原宿ストロボカフェで夕方に開催してくれたから、18時過ぎには終わり、ちょうどよかった。次の日は仕事だし夜はゆっくりご飯を食べたかったからありがたい。
椅子席だった。30代の身には二時間半立ちっぱなしは辛いのでありがたい。とはいえ、満席だったので僕は一番後ろで立って見ていたけど。
車椅子のお客さんもいた。子連れの夫婦も複数いた。そういえば去年イベントに出てもらったとき、大野さんから子連れのお客さんがいるんだけど、大丈夫ですか?、と問い合わせがあったことを思い出した。
本編が終わったあとに、マジシャンによるマジックもあった。子供のお客さんが楽しめるようにという気づかいと、アンコールの「偶数マジック」に引っ掛けた企画。
ライヴでマジックを見たのははじめてだけど、会場も盛り上がったし忘れられないものになったからよかったと思う。
もちろんライヴが楽しかったのは言うまでもない。まあ一つだけ言えばもう少し楽器隊の音量を上げて欲しかったけど。
wafflesのライヴ、書いたように気づかいがあちこちにあった。メンバーがちゃんとお客さん目線でやっている。
彼らはDIYで自分たちのペースで音楽を続けている。アルバムもコンスタントにリリースするし、ワンマンライヴもやる。音楽が生活にちゃんと溶け込んでいる。
こうなると彼らはよほどのことがない限り、死ぬまで音楽を続けていくだろう。目立ったヒットが出ても出なかったとしても、ずっとだ。
バンドの理想的な在り方の一つではないかな。
新作『カラレーション』、まだの方はぜひ聴いてみてほしい。彼らの優しい性格が如実に出ている。流行になるような目新しさ、トンガリは感じにくいかもしれないが、耳馴染みのいいメロディーと少し複雑になった楽曲のアレンジ、大野さんが紡ぎ出す恋愛をテーマにした創造性ある詞が僕らを楽しませてくれる。
もう少しで特集記事も完成する予定なので、そちらもお楽しみに。