こんにちは、パブリシスト兼マネージャーの卵のMKです。。。この言い方なんか違和感あるけど、そのうち慣れるかな。
昨日バンドメンバーから待望の新曲が届きました。マスタリング前のもので、まだ完パケはしていないのですがほぼ最終ということで。
長かったですね。
バンド結成してからここまで来るのにちょうど一年です。
色々なバンドを取材している経験から、デモを作るには大体数ヶ月くらいかなと思っていたので、ここまで時間がかかるとは予想外でした。やはり他人は他人、自分達は自分達ということで他人の事例はあくまで参考で、そのバンドごとの事情によって全く変わるものだと改めて理解できました。
でも時間がかかったのには理由があるんですね。仮にMKバンドとしますが、このバンドは各々が既にオリジナルのバンドをやっている上で、新たにバンドをはじめたんです。それでこの一年間は毎週のように集まって曲作りをしていたんですよ。
音楽キャリアも20年くらいはあるベテラン。単に曲を作るだけだったらすぐにできるんですが、メンバーそれぞれ違うバンド、違うやり方でやってきたし、新しくやるにあたって方向性をどうするか、その擦り合わせにすごく時間がかかったということなんです。
メンバーそれぞれのバンドのライヴやレコーディングもあるので、時折休んではいましたが。。。
年明けにレコーディングしてから、追加でのレコーディングやミックスを何度もやり直してようやく出来上がってきたということで、なんかそれだけで嬉しいんです。
メンバーが一生懸命作った作品を一番最初に聞かせてもらえることのありがたみとその重みをきちんと受けとめたい。
その上でどうやってリスナーに届けるのか、そもそもゼロからどうやってファンになってもらうのか、やらなきゃいけないことはたくさんあるけど、とても楽しみなんです。
ありきたりの届け方はしたくないと思ってはいます。
バンドの魅力を最大限に引き出せるようじっくりメンバーと話し合いながら、そして色々な諸先輩たちのアドバイスももらいながらやっていくつもりです。
改めて自分がリスペクトしている人たちと仕事ができるのは幸せなことだなと思います。モチベーションはやっぱり高いし、こんな働き方ができるなんて思っていなかったし。だからこそ冷静になって、慌ててリリースすることもしたくないんですよね。
楽曲はとてもカッコいいです。
洋楽、ブラックミュージック起点のソウルかな? 今の日本で盛り上がっている音楽シーンとは全く符号はしません(笑)
だからこそやりがいがあるとも思っています。普通のやり方では届けるのが難しい音楽だとも思うので。届ける相手と場所を考えるところから、ですね。
僕は今まで商品やサービスのセールスの仕事もしてきたのですが、いい仕事ができたときって、自分がその商品やサービスを本当に好きで惚れこめたときなんです。
僕にとっても最高のバンドですが、多くのリスナーにとってもそうあってもらえるよう頑張ります。