こんにちは。
久々のMK日記です。
バンドのマネージャーやスタッフをやらせていただくようになってから、改めて学ぶことが多い日々を送っております。そう、年はそこそことっていますが私はこの中では「新人」なのです・・・。
色んな本や雑誌の記事を読みながら自分で考えて勉強し、わからないことが出てきたら業界のベテランの方々に教えてもらう、といった感じでやっております。
僕の場合、バンドの音を多くのリスナーに「何を届けるか?」「どうやって届けるか?」「誰に届けるか?」を考えるのが主なミッション。コンセプトを考えて企画をすることはとても楽しくてやりがいがあります。
さてこの日記でもたまにパブリシストという名前が出てきます。
このパブリシストというのは、要は広報マンです。プロモーターと違うのは、プロモーターが一方的にバンドの想いをファンに発信するのに対し、パブリシストはその上位概念で、情報発信だけでなくてファンとの双方向のコミュニケーションをとるのが主な役割です。会社でも企業の広報マンがメディア担当者といろいろやりとりをするわけですが、それに近いかな。お金を使って宣伝するのがプロモーターだったら、お金を使わないで宣伝をするのがパブリシストといってもいいかもしれません。まあ名前はなんでもいいんですが・・・。
インディーズバンドではスタッフも少ないので、マネージャーがそれらを全て兼務することがほとんどです。パブリシストは職業としてみると日本では、それだけをやっている人は少ないんですね。欧米では職業として定着していると聞きますが・・・。
でたまたまなんですけど、音楽配信サイトOTOTOYの副編集長の西澤さんとBEASTという主にロックを取り扱う音楽情報サイトの副編集長対談の記事が下記にあがっていました。
OTOTOYの西澤裕郎副編集長と本誌・BEEASTの鈴木亮介前副編集長の対談
http://www.beeast69.com/report/131749
この対談はパブリシスト講座の一環で開催されたもので、記事の中でパブリシストとは何か、インディーバンドのパブリシストがプロモーションするにあたってメディアとどうやってつきあえばいいのか、などについて触れられています。
僕のようにバンドのスタッフをやっている人はもちろん、ミュージシャンで自分の楽曲をどうやって広めるのかについて悩んでいる方には、参考になると思ったのでご紹介しました。
どんなにいい音楽があってもそれが届いてリスナーの音楽になっていかないと意味がないわけで、それを考えるのはとても大切なこと。きちんと成果を出せる人間になりたいと思います。
でわでわ。