昨日はカーネーションと川本真琴with98%女子のイベントに行ってきました。
会場の渋谷La.mamaはものすごい混雑ぶりで満員、大盛況でした。
もうちょっと大きい箱でもよかったんじゃないかなーなんて思いましたね。
当日は「ポプシクリップ。マガジン第7号」の会場先行販売を行わせてもらったんですけど、大変多くのお客様に手に取ってもらうことができました。本当にありがとうございます。
物販でこういうZINE、雑誌ってまだまだ少ないみたいで買わないまでも興味深そうに見ている人がたくさんいました。
僕はフォロワーなので当時のことは知らないんですけど、90年代のネオアコやギターポップ、渋谷系ブームのときには、このような手作りのZINEがたくさんあったようなんです。アンダーグラウンドなカルチャーだったようですが、今のようにネットがない時代はフライヤーやZINEがリスナーの情報源になっていたんですよ。今だったら何か情報を発信する場合はSNSやblogが主流なんでしょうけど、昔はこうして手作りで作っていたんですって。
今でも全国ツアーをやるバンドだったら、ツアーパンフレットってありますよね。
あとGOMES THE HITMANの山田稔明さんやHARCOさんは、自ら手作りのZINEを作ってグッズとして販売されていたり。これは二人とも文章を書くのが好きだからなんでしょうけど。他には、カジヒデキさんもZINEが大好きでしょっちゅう自分のイベントで作って配ったり販売されています。好きな人はやっぱり好きなんだな、というのがこのZINEというものなんだと思います。ちょっとタイプが違うけど、スカートの澤部君や空気公団が作っているコードブックなんかもいいですよね。
ポプシクリップ。という小さな音楽サイト、ネットの人がZINE・紙媒体を作るのって時代を逆行しているような気もするんですけど、僕は昔から本や雑誌が好きで、ZINE文化への憧れもあってほそぼそと作るようになりました。仕事でパンフレットや広報誌を作っていたこともあったのでその経験を生かして。とはいえ雑誌ともなると全然違うんですけどね・・・そうそう冊子作るようになってからお客さんの反応が変わってきたことを感じます。WEBだけやっていたときよりも信頼されるようになったというか、そんな手触りをね。
ただ雑誌で見開きバーンって写真が載ったらワクワクしませんか?
同じ写真でもWEBで載せるのと雑誌では魅力が全然違うと思うんですよね。
川本真琴さんのリスナー・ファンの方に、このようなZINEを受け入れてもらえるのかどうか、昨日まで正直よくわからなかったんですけど、昨日の反応を見る限りはやってよかったなと思います。2万字インタヴュー、ホラー過ぎると合わせて3万字インタヴュー、感想よかったら教えてもらえると嬉しいです、読んだ方いたら。
「ホラーすぎる彼女です」を生で聴けたのがすごく嬉しかった。
最初の直枝さんと川本さん二人の「First Flight Night」、直枝さんのギターがかっこよかった。
最後のカーネーションとのセッションの盛り上がりも尋常じゃなかった。
前の人の踊り方が90年代のディスコみたいだった。
全体的にサウンドはロックで太めだったけど、ピアノの音が少し軽かった気がした。JUNOを使っていたけど、あの中でJUNOの音は軽いので、NORD STAGEやYAMAHAのピアノにしたらもっと中域の響きが分厚くなってよくなる気がしました、世迷言かもしれませんけど気になったので一応。
東京での次回はヤツイフェスに出られるそうなので、また観に行きたいと思います。
楽しい一日でした。
そうそう、改めて川本さん20周年おめでとうございます。
20周年ははじまったばかりです。