清浦夏実×沖井礼二のユニットTWEEDEESが、2ndアルバム『The Second Time Around』を7月20日にリリース。レコ発記念ワンマンも！

歌手の清浦夏実とコンポーザー・ベーシストの沖井礼二によるユニットTWEEDEESが、2ndアルバム『The Second Time Around』を7月20日にリリースする。

新作は、昨年11月にアナログ７インチでリリースされた「Winter’s Day」を含む全10曲。初回限定盤には昨年のデビューからこれまでの活動をおさらいできる40分ものドキュメント映像とインタビュー「The Adventure of the TWEEDEES 2015-2016」に加えて、「KLING! KLANG!!」「Winter’s Day」「Baby, Baby」、これら3 曲のミュージックビデオも収録されており、TWEEDEESを知る上で欠かせない貴重な資料となっている。

年の差20歳近い2人の化学反応から生まれる音楽は、90年代渋谷系ムーヴメントの再来や、昨今の東京インディーズシーンで流行っているシティポップスという言葉で括りたくなりがちだが、彼らのこの1年の活動を見る限りは、それは決して正しくない。純粋に2016年の現在彼らが考える「ポップスの王道」をひたすら突き進んでいるだけであり、その中には1960年代から2010年代までの多様な音楽的要素が内包されつつも、独自のポップスとして昇華され、清浦の歌声を生かした個性がただただ存在するだけであるように見える。

なお4 月に行われた彼らのワンマンライヴや当サイト主催のイベントPOPS Parade Festival 2016では、今回のアルバムに収録されている新曲が多数披露されたが、初披露で曲を知らないにも関わらずファンが大変盛り上がるなど、彼らの持つ楽曲のポップネスの強さ、その勢いは他のバンドでは感じることのできないものだったことをつけ加えておく。

新作リリース記念に伴い、8月10日にはレコ発記念ワンマンライヴ「ショウほど素敵な商売はない vol.2」も開催されるのであわせてチェックしてほしい。