こんにちは、ポプシクリップ。@ミオベルレコードです。
コントラリーパレードのレコーディングも6日目に突入、少し前のこの日はゲストコーラスの録音をしました。
一人目はacariというバンドのギターボーカルの三浦コウジさん。最近はソロで活動されているらしく9/5に新作がリリースされるそうです。タワレコ4店舗限定販売らしい。
レコーディングも順調、ボーカル然としたいい声をしていて、たなかさんとの相性もバッチリでした。レコーディング中はたなかさんと三浦さんで何度もキャッチボールをしながら、曲のニュアンスを一つ一つ確認、追いこんでいきました。
そしてもう一人はSwinging Popsicle、Alma-Grafeのボーカル藤島美音子さん。今回たなかさんとはレーベルメイトになるということもあって、思いきってお願いをしたところ、快く引き受けてくださいました。
録音1回目から完璧なピッチと曲の魅力を引き出すコーラスワーク、あまりの素晴らしさにたなかさんも大変感激されていて、みんなでため息をついていましたね。。。
ただ、そこはプロフェッショナルな美音子さん、ここで終わらせることなく、歌い方を微妙に変えながら曲に合うニュアンスを何度も追い求めていくその様に、たなかさんも刺激を受けていたようです。パッと聞いたら違いはわからないくらいの、とても繊細なニュアンスの違いです。でもそのちょっとしたところが曲に大きな影響を与えるんですよね。
少し話は飛ぶのだけど、最近再発された大貫妙子さんのレコード、これが信じられないくらい音がいいんです。それで何故あんなに音がいいのか、、、当時を知る方々に制作の話を少し聞いたのですが、当時の制作姿勢と、今回の美音子さんの決して妥協しない姿勢に、感じとれる共通項などもあり、考えさせられるものがありました。
この日は他にもオルガンや小物楽器のレコーディングも。
新しいアルバムは、スタッフの方とたなかさんと3人でディスカッションしながら、コントラリーパレードの新しい一面を引き出せるよう、これまでになく様々な提案をしています。絶対にいいアルバムになるので、期待していてくださいね。
皆さん大変お疲れさまでした。
レコーディングはまだ続きます。
Scene 39