Swinging PopsicleのモノミックスEP、制作進行中。

こんにちは、ポプシクリップ。@ミオベルレコードです。

 

4/27に配布リリースするSwinging Popsicleの7インチレコードの制作が大詰めです。

ミックスも終わり、レコードのマスタリング、カッティングまで来ました。

 

収録する2曲はイマドキ珍しいモノラル・ミックス作品。昨年リリースしたコンピ『IMAGINE THE FUTURE』に収録した、Swinging Popsicle「Small Blue Sailboat[Mono Mix 2018]」以来のモノミックス作品となります。

 

収録曲「24 Hours」「I just wanna kiss you」ともに、ミックスから拘って全てやり直したもの。以前デモで配布されただけの新曲「24 Hours」はアレンジも少し変わりました。「I just wanna kiss you」もね、一部アレンジが変わってるし、モノミックスになって大分印象が違う音像になって。

 

パワーがね、すごいんですよ。エネルギー半端ない。楽曲はもちろん美音子さんの歌もすごいことになっていて。

 

 

もともとモノミックスのアナログを作ろうということで始まった企画。


メンバーもエンジニアもそれを意識しながら楽しんでいます。例えばレコード向けのマスタリングでは、今回テープやビンテージ機材を使って、今までとは全く違うマスタリングで音を仕上げてもらいました。ほぼアナログ機材だけでマスタリングしたのは初めてで。今のご時世なかなかできることではないです。

 

さらにメンバーはもちろん、ミックスエンジニアもマスタリングエンジニアも、レコードのカッティング現場に立ち会うほどの拘りで。

 

補足すると、通常、特にメジャーレーベルではミックスまでをバンドメンバーがやって、マスタリングやカッティングは、レーベルやレコード会社のディレクターに任せる方も多いのです。


ここはアーティストによって考え方は様々で。例えばミュージシャンでもあり、レーベルオーナーでもある曽我部恵一さんがレコードを作るときは、カッティングの立ち合いまでされるそう。

 

ミオベルレコードでは、原則アーティストにも、マスタリングやカッティングまで立ち会ってもらいます。だけど、ミックスエンジニアやマスタリングエンジニアにまで、カッティングに参加してもらうのは初めてでした。


これはモノミックスという、あまりない企画だったこともあり、メンバーもエンジニアも最後までこだわってやろうという、そんな雰囲気が僕らの中で生まれて自然とそうなったんですね。


レーベルオーナーとしては、通常のステレオミックスとは作り方が異なることもあり、ベテランのエンジニアがいてくださることは心強かったです。

 

カッティングもテストラッカーを何回か作り直してもらって比較して。どこまで音を突っ込めるか、ギリギリまで試したり。0.5デシベルの戦い。

 

この拘りの7インチEPは4月27日のワンマンライブで限定配布します。

MP3のダウンロードコードも用意するので、プレーヤー持っていない人でも聴けます。


アートワークも現在制作中。

 

ぜひチェックしてね!