黒沢健一さんが旅立たれてから5年が経ちましたね。
早いものです。
写真は上は『LIFE TIME BEST』 のアルバム取材時、下が『Banding Together in Dreams』取材時のときのものです。
過去の記事で掲載したものと同じです。
久しぶりに読み返してみると自分の原稿が恥ずかしかったりしつつ、記録で残しておくべきことも書けているなと思ったり、色々思うことがありますね。天才ロックンローラーでありながら、とても優しい方でした。
昨日は弟の黒沢秀樹さんの30周年記念ライブがありました。
会場で僕を探してくれた方がいたみたいで、すみません。
久しぶりだったし会いたいファンの方々もたっくさんたっくさんいたんですけどね。
僕はお手伝いしているバンドのライブがあり、スタッフとしての役割があったので、そちらを優先しました。
どちらも比べることができない僕の人生にとってはとても大切なバンドなので少し迷いましたが、ファンとしての自分よりも、現在は音楽家をサポートしているバンドのスタッフとして自分を必要としてくれる音楽家と併走していくことがより大事だし、貢献できるかなと思ったから。またきっとそれはバンドマンである健一さんも秀樹さんも理解してくれると思ったからです。とはいえ、実際昨日下北沢のイベントに来てくれた友達複数人から「まさかこっちに(下北沢)に来ているとは思わなかった」と言われました(笑)。まあ僕の人生をふりかえったらそう思われてしかるべきなんですが、理由を説明したらなるほどねーと。それとこちらのイベントも久しぶりの方々がたくさんいて、色々な方々に会えて嬉しかったです。にっくきコロナも今は少しおとなしいので、この状況が続いてほしい。
編集者の立場としては先日30周年記念で秀樹さんに取材をさせていただきました。もっぱら原稿を執筆中です。こちらはもう少しお待ちをば。
秀樹さんのライブは帰宅中の電車の中と帰宅後にアーカイブチケットで観ました。
とてもかっこよかったですよね、秀樹さん。
アーカイブでこれだけかっこよかったんだったら現場はもっとすごかったでしょうね。
現在と過去の自分をありのまま受け止めて、そして新たな一歩を踏み出していたライブでした。
コロナがなければ、スタンディングでわーわー騒いで観たかった。
L⇔Rファンとしては『Lefty in the Right』からの3連発もそうですが、「Knockin' on your door」から「SPEEDER」の流れがめちゃくちゃロックンロールしていてやばかったですね。そこだけリピート再生しちゃいました。アーカイブのいいところですね。忘れていた心に何か火を点けられたような感覚というか。最後の成瀬さんとのアンコールも。今年の初夏にまほろざ町田でも生演奏を観にいったんだけど、そのとき以上にグッとくるものがありました。ジョン・レノンから引用されたタイトルのあの曲好きなんですよね。
ご存知の方もいますが、クラウドファンディングには僕も参加していました。終演後のテロップに自分の名前が掲載されていたのを見てちょっと嬉しかったですね。偶然にも黒須誠は常盤ゆうさんと同じ行に並んでいました。常盤さんとは以前L⇔Rのカバーバンドを一緒にやらせていただいたこともありましたし、ミオベルからリリースした歌手常盤ゆうの楽曲に、秀樹さんにも参加いただいたこともありましたので、偶然なんだろうけどテロップで並べていただけたのも、感慨深かったです。
秀樹さんのライブの感想は後日改めてもう少し書きたいと思います。
ということで、今日は健一さんの命日です。
Spotifyで無料で聴けますよ。
またソロ時代のMVが2日前にポニーキャニオンから公開されましたね。
そちらもいくつか合わせて。
今年はL⇔R30周年ですよね。
何かできないかなと少し前から自分なりに動いてはいて。
少し前に関係者の方と打ち合わせもしました。アイデアを少しいただきまして、何かできないかなーと。
30周年は始まったばかりですからね。
コロナも落ちついてきたし、来年こそ何かできたらいいなと思います。
別にそれは僕が直接やるだけでなく、関係者に働きかけて何かカタチにすることも含めて、色んなやり方があると思うのでね。
今日もロックンロールを聴きながら、せっせと仕事します!