今年で3年目となる「短冊CD勝手に応援委員会」は、短冊CD生誕37周年の記念日にあたる2025年2月21日に10作品の短冊CDを同時リリースする。
これは1988年2月21日に短冊CDが日本で初めてリリースされてから、今年で37周年を迎えるにあたり、懐かしの短冊CDというパッケージメディアに焦点をあてて、それを勝手にお祝いしようというもの。当時は菊池桃子「青春のいじわる」や桑田佳祐「悲しい気持ち」をはじめ当時約70タイトル(※1)程度の短冊CDがリリースされていた。
3年目となる今年は、3776、ニャーウェイヴ、MCあんにゅ、Tnaka、叶芽フウカ、杉本清隆、ルカタマ、tamayuram、能ある鷹は爪を隠すと短冊CDコンピレイション「BLUE TENTION」の第4弾と今回もバラエティに富んだ作品が集結した。
なりすレコードからリリースされるのは4タイトル。今やキョンキョン、TUBE、いきものがかりに続く厚木が産んだミュージシャン、MCあんにゅは、現在1stアルバムが話題沸騰中の中、早くも新作ミニアルバムを短冊CDでリリース。富士山ご当地アイドルの3776は、ニューアルバム『The Birth and Death of the Universe through Mount Fuji』からのシングルカット。孤高のソロアイドルのルカタマは、安井かずみと加藤和彦による80年代の名曲「女優志願」とJ-POPシーンのアンセム的大ヒット曲「愛・おぼえていますか」をカバー。そしてdetune.の郷拓郎プロデュースの女性ツインボーカルユニット「TAMAYURAM」(たまゆらむ)のデビューシングルと幅広いラインナップに。
マーキーハウスからは毎回お馴染み、1stアルバムも好調なTnakaのニューシングル『満点ガール』がリリースされる。唯一無二の “デトロイト歌謡” がハードでPOPに進化したほか、カップリングにはパフィーの「アジアの純真」の踊れるカヴァーを収録した。
ミオベル・レコードからは2タイトルがリリース。杉本清隆の7カ月ぶりとなるニューシングル『春風FREEDOM』は、80年代テクノポップを現代風にアレンジした疾走感溢れるナンバー。加えてライヴでのみ披露されていた初音源化となる2曲を含めたファン待望の作品だ。また毎回好評の短冊CDコンピレイション『BLUE TENTION #bt20250221』もリリース。「心が泣くなら、涙はきっとこんな色」をテーマに国内外からコンパイルされたもので、HAPPE EVER AFTER×歌手常盤ゆうによるコーネリアスカバー、アメリカインディーポップ界で人気急上昇中のメイ・セモネス、グラスゴーの重鎮BMXバンディッツ、ドラマ特区「西荻窪 三ツ星洋酒堂」(MBS 毎日放送)やTBS系日曜劇場「下剋上球児」で劇中歌なども務めてきたジャズ・ヴォーカリスト向香織、りさ(ex.SUGARCLIP)とあゆなの新ユニットであるリリィ・シュリンプの弾き語り、黒沢健一(ex.L⇔R)の6作品を収録した。
他にも“世界一ヤバい歌詞を書く”を自称しているシンガーソングライターの叶芽フウカ、イヴにゃん率いるニューウェイヴ・パンクバンドのニャー♡ウェイヴ、そして小日向由衣と鷺ノ宮史郎のユニットである能ある鷹は爪を隠すの参加も決定、以上合計10タイトルが出そろった。
リリースを記念して、2月23日24日には都内某所でインストアイベントも予定しているほか、合同のリリース記念イベントを2月24日に渋谷ロフトヘブンで開催予定とのことなので、合わせてチェックしてほしい。
なお「短冊CD生勝手に応援委員会」は2年前の生誕35周年を機に東京を中心に活動しているインディペンデント・レーベルのなりすレコード、マーキーハウス、ミオベル・レコードらが中心となって結成された。プレスミーが毎年7月7日に主宰している「短冊CDの日」にも協力しながら、平成レトロなパッケージが魅力の短冊CDを楽しみ盛り上げるよう活動している。
※1 短冊CD発売35周年勝手に応援委員会による独自調査
短冊CD生誕37周年記念リリース 全タイトルトレイラー
イベント情報
【公演】短冊CD勝手に応援委員会presents『短冊CD生誕37周年記念リリースパーティー』
【日時】2025年2月24日(月・祝)open 18:00 / start 18:20 予定
【会場】東京・渋谷LOFT HEAVEN
【料金】前売り3,000円(+1D)/当日3,300円(+1D)
【出演】MCあんにゅ、Tnaka、叶芽フウカ、杉本清隆、リリィ・シュリンプ、HAPPE EVER AFTER×歌手常盤ゆう、ルカタマ、tamayuram、ニャー♡ウェイヴ、能ある鷹は爪を隠す
【予約】2025年2月1日(土)AM10時~