・あるバンドのあるマネージャースタッフの日記です。diary から関連したものだけをまとめました。
こんばんは。
久しぶりのMK日記。です。
MK日記。では音楽業界の片隅で感じていることをつらつらと書いています。日々バリバリに音楽ビジネスに身を投じている方々からしたら、恐らく目新しいことはないと思いますが、もし興味があればお読みいただければと思います。
今回はなぜインディー・ポップZINE、音楽雑誌を作っているのか?
制作の裏側について少しばかりお伝えします。
【目次】
1.何故雑誌を作っているの?
2.どうやって作っているの?
3.ぶっちゃけ売れるの?
4.大事なのはイベントグッズとして届けること。
5.よかったこと。
久しぶりのMK日記です。
MK日記。ではパブリシストの卵として、音楽業界の片隅で感じていることをつらつらと書いています。日々バリバリに音楽ビジネスに身を投じている方々からしたら、恐らく目新しいことはないと思いますが、もし興味があればお読みいただければと思います。長い長い感想文。自分のふりかえりと決意表明みたいなことを書いているだけなのですが、その過程でもし参考になることがあれば嬉しく思います。
<前置き>
先日音楽プロデューサーの牧村憲一さんと、メディア・アクティビストの津田大介さんによる、未来型サバイバル音楽論のトークイベントを受講してきました。
牧村さんは僕が多大な影響を受けた渋谷系、つまりフリッパーズ・ギターに始まるトラットリアレーベルと、L⇔Rに始まるWitSレーベルの双方の生みの親で もある方です。牧村さんには以前レビューを書いていただいたほか、僕自身牧村さんが校長の音学校の受講生でもあり、折に触れて大変お世話になっています。
津田大介さんは金髪のジャーナリストということで知っている方も多いと思いますが、やはりツイッターが有名ではないでしょうか? 著書「動員の革命」はSNSが引き起こしたアラブの春や日本での様々な事例について触れられている名著なので、まだの方はぜひ一度読んでみてください。他にも音楽ニュースサイトナタリーの立上げに関わられていたり、政治メディア「ポリタス」を創られたり、NHKに出られたり、MIAU(一般社団法人インターネットユーザー協会)の主に著作権分野で活動されていたりと、音楽×ITを軸に色んなことをされている方です。津田さんはツイッターやTVなどでお見かけしたことはありますが、実際に見るのははじめてだったので、どんな方なのかとても楽しみにしていました。
お二人とも僕にとっては「雲の上の存在」というか、「憧れ」といったらちょっと違う気もしますが、「新しい文化を作り続けている実践者」として勝手ながら大変尊敬しています。僕は実際に行動している人が好きなのです。
今回のイベントは牧村さんが校長でもある音学校の拡大授業の一環として行われました。この日は単回受講もできるということで見に行きました。ちなみに講座は 満員で教室の両脇にも椅子が並べられるほどでした。OTOTOYの学校や音学校で出会った人、バンド仲間に業界では名の知れた人達もチラホラいらっしゃい
ましたね。
今回自分の立ち位置の整理のために、メモも兼ねて書くことにします。
牧村さんが校長を務める音学校については、下記をご参考ください。
<ポプシクリップ。とは>
実は自分でも「ポプシクリップ。」って何なのかよくわかっていないところがあるのですが、「好きな音楽とミュージシャンのために、何ができるのかを考え、実践かつ学び続ける場、貢献する場」を目指すために取り組むライフワークとして位置づけています。2009年からはじめ、とりあえず10年続けるということでスタートしました。今年で7年目に入るので残り3年ですね。その先も続けていくつもりですが、どのような形でやっていくのかまだ見えていません。
ポプシクリップ。は私とサポートしてくれる仲間や友人らの好意・善意の総和が集まってできあがっています。各個人の熱量に依存しているため、組織として継続性という観点からは大いに問題があるのですが、そういう仕事のやり方や取り組みは会社でさんざんやっていることもあって、この場では個人ベースのライフ ワーク、つまり自由に好きなことだけをやっています。苦手でも必要なことはやりますが、嫌いなことは一切やりません。
余談ですが下記はポプシクリップ。のロゴです。これも大好きなHARCOさんやadvantage Lucy のジャケットイラストを手がけられた日置さんにお願いして作っていただきました。このロゴ一つとっても僕の好きがつまっています。