2009.12.04 Fri. 『ACOUSTIC SOUL SESSIONS! Vol.1』 下北沢440

Swinging Popsicle Qube LIVE ライブ スウィンギングポプシクル

 

約3週間ぶりに行われたSwinging Popsicleのライブ。

とはいえ、先週Carawayで嶋田さんを、胸キュンアルペジオで美音子さんを見たので、久しぶりなのは平田さんのベースだけだったりする。


会場の下北沢440には開演直前に滑り込んだ。

お客さんは会場の6,7割くらいだったかな。どこに座ろうか迷っていたらポプシファンの友達から声をかけてもらいました。ちょうど隣の席が空いていたので一緒に見ることに。おかげでいい席で見ることができました。ファンの友達、ありがたいよね。

 

出演はまずQube、続いてPale Green(元ZEPPET STORE)の木村さん。Swinging Popsicleの出番は3番目でした。当初ゲストと聞いていたから、Hassyさんのライブ中に各バンドがセッションで参加して数曲演奏する・・・イメージをもっていたんですね。でもいつもと同じ対バンライブだったのでポプシファンとしてはとっても嬉しかった。

ちなみに司会進行はデジターボの南野さん。この日は幕の上げ下げまで自らやられており、大忙しでしたね。お疲れ様です。



さてさてポプシの出番。

はじまる前にまず平田さんがセッティングで苦労してました。ベースとPAの接続が悪くてノイズが混ざっていたみたい。10分位してようやく準備完了。

 

まず南野さんによるポプシの紹介から。ゲームの主題歌であることや韓国でも人気であることなど。いとうかなこさんも海外で人気らしく、来年は一緒に海外のライブができないか検討しているんだそうです。実現したら是非見に行きたい~★

 

幕が上がり3人が登場。この日のメンバーはボーダーズ。シマッチはボーダーの上にLOUD CUTの黒Tシャツとジーンズ、ミネコフは細めのボーダー長袖シャツの上にラベンダー色のワンピースを、そしてヒラッティも太めのボーダーシャツにベージュのパンツとカジュアルな服装。BGMはWish It Would Rain/ROGER JOSEPH MANNING JR.。


いつものようにクールにはじまったライブの1曲目は「スノーイズム」。季節に合った名曲でイントロはギターの音で静かに入りサビにかけてじっくり盛り上がっていく感じがたまらない。サビの3人のボーカル&コーラスを聴いて今日はいいライブになるという予感がした。

 

続いての曲は「I just wanna kiss you」。1曲目に続きtransitからのナンバー。出だしのミネコフのソロ『あぁ~あ、銀河系を・・』を聴いて、今日は本調子なんだなあと感じた。それはサビに向かっていくうちに確信に変わる。この曲も3人のコーラスが活きているんだけど、サビやエンディングの裏声が気持ちよかったから。最後のシマッチのギターソロがいつもと微妙に音色が異なっていたのか、はたまたPAの問題なのか、余韻が少なめだったのが惜しかったなあ。


ここでMC。『こんばんは、Swinging Popsicleです~』といういつもの挨拶。

それに加えて、アルバム「LOUD CUT」の説明などを少々。最初平田さんが『9月にニューアルバムが発売されました』と切り出して話をしてたんだけど、ミネコフに『タイトル言いなよっ(笑)』と突っ込まれてました。MCでミネコフがクールなツッコミをしているときは、調子がいい証拠♪、会場の笑いも誘ってましたね。

 

 

『じゃあしれっといこうか』(ミネコフ)

 

 

いつのまにかスタンバイしていたドラマーはQubeのドラマー、ケンイチロウさん。そこではじまったのは重厚感あふれるベースとギター、「くるり 桜 ひらり」。これまたイントロのシマッチの鳴くようなギターがカッコイイんだよね。しかもこの曲は前回CCOでのアコースティックワンマンで初お披露目で今回で2回目。バンドとしては初。迫力があってめちゃくちゃ感激しました。これが見れただけでも幸せです。CDで数え切れない程聞いていた曲。たっぷりと厚みのある演奏にミネコフの伸びる声が気持ちよく重なります。さらにサビのファルセットは伸びる~伸びる。シマッチとヒラッティのコーラスも重なりこの日一押しの演奏。最後の『ひらり~』の余韻が未だに忘れられません。ちなみにミネコフはこの曲でmicroKorgを弾いていました。

 

続けて最近のライブでは定番になりつつある「静寂と流星」。元は平田さん、吉田さんらAuroranoteの曲をポプシがカバーしたもの。前曲に続いてLOUD CUTの曲が続きます。毎回書いてるけど黒鍵G#からはじまるメロディがとてもたまらないですよね。この曲はサビをはりあげて歌うんだけど完全復活のミネコフの歌声は力強かく、体につきささっていきました。エンディングはシマッチが音頭をとってギターでキメてましたね。こういう終わり方ははじめてじゃないかな?

 


一息、この日2回目のMC。

ここではワンマンライブの告知他、先ほどやった「くるり桜ひらり」について、いとうかなこさんに提供した曲であることなどの説明も。

 

 

 

『主題歌いきましょうぅ!(a)SLOW STAR』(ミネコフ)

 

 

元気よい一声。「(a)SLOW STAR」「Perfect Loop」とゲームとタイアップした主題歌を2曲続けて演奏。もう言うことありません。アッパーな2曲を前に座って聞いているのがとてもまどろこっしかったなあ。平田さんのベースもシマッチのギターソロもいつもどおりカッコよく決まってライブは終了です。

 

 

イベントならではの企画ということで、最後はHassyさん、Qubeのシボンヌさん、ミネコフの3人が中央に集まりBeatlesの「Across The Universe」をスペシャルセッションで演奏!

12月8日がジョンレノンの命日だからということで選曲されたんだそうです。3人のVocalが一人ずつ順番に歌いサビは一緒に・・・という構成。ギターはHassyのギタリストの方、ベースは平田さん、ドラムはケンイチロウさんにDJSADOIさんがVJで映像を流してくれて、会場は大変盛り上がりました。

 

 

ワンマンに向けてミネコフ完全復活という印象が強かった楽しいイベントでした。

しかし「くるり 桜 ひらり」の生演奏は本当にいい。

終焉後に会場を見まわしたら、いとうかなこさんご本人も来られてました♪

ワンマンでのデュエット期待です!

 

 

setlist

 1.スノーイズム

 2.I just wanna kiss you

 3.くるり 桜 ひらり

 4.静寂と流星

 5.(a)SLOW STAR

 6.Perfect Loop

 

Special Session

 Across The Universe(Beatlesのカバー、出演者全員で)