初めての代官山ライブはのんびりくつろぐことができ、落ち着いて楽しむことができた。
会場ついたのは17時ちょい前頃まだ日が出ていた気がする。
入口には既に15人ほどがところせましと階段沿いに一列に並ぶ。
最終的には25人くらいだったかな、入口では今回のライブの主催者でもある角野さん(8月にWEBラジオでポプシのrainboundsをかけてくれた方)が順番に案内をしていた。
中に入ると丸テーブルがたくさん並べられていて壁側もベンチになっていたりと440のように座って聞くタイプの会場。ポプシクルの出番は最後だったが、その前にひとつだけ。
トップバッターで登場したベベチオさんのこと。
ギターデュオの男性ユニットなんだけど彼らとは三年ぶりの再開。
以前「幸福のスイッチ」という映画の主題歌を歌っていた彼ら。
ふとした縁で以前和歌山の映画のイベントの打ち上げで彼らとも一緒に飲んだことがあった。またその後も仕事の関係で博多のイベントでも会ったりとちょっとしたご縁があってライブも何回か見にいったり。
だから会場で再会できたことはすごく嬉しかった。しかもライブの最後にステージで再会の話をしてくれたり映画の主題歌を歌ってくれたときには、とても心あたたまる思いがしたんだ。ちょとした運命?ただの偶然だけどポプシがつないでくれた縁だろうなあと思いたい。
21時頃だったかなポプシクルの出番は。
一昨日28日とはがらっと変えてきた選曲。観客とも近いステージで大変盛り上がった。
まずは定番の2ndアルバムから「something new」。何回も演奏している曲で出だしからシマッチのギターサウンドが会場を盛り上げる。それもそのはず今回の出演者では唯一のバンド形態だったからだろう。がらっと会場の雰囲気を変えた彼らのペースにひきこみ・・・そのまま4thアルバムに収録されている「スノーイズム」へと続く。
ミディアムテンポのこの曲は3人の歌声がとても心地いい。サビのコーラスは迫力があり、1曲目とは違った魅力を観客に届けてくれた。今日のポプシは出だしから全体的に安定していたように感じるが、当初PAの調子があまりよくなくてハウリング気味だったりしたのは実に惜しい。
続いては何と1stアルバムから「I Love Your Smile」。どうやら各アルバムから1曲ずつチョイスしたようだ。この頃にはPAも落ち着きミネコフの声も本来の美しさを取り戻した。いつものごとくミニタンバリンを叩きながら、楽しそうに歌う彼女はもちろん手拍子付。思わずこちらも叩いてしまう。100曲以上ある良質なポプシクルの持ち歌の中でも人気が高いこの曲。ギターポップの素晴らしさを改めて感じさせてくれたんだろう。この曲の拍手がひときわ大きかったことからもそれがわかる。
続いて「新曲2曲続けてやります」とミネコフから発せられ、はじまったのは「24hours」。ライブで披露されるのはまだ3回目。これが聞けただけでも来たかいがありました。この曲ではついつい体を動かしたくなる。全英語詞のポップスで、歌詞も素敵でサビもついつい口ずさみたくなる、そう心はウキウキ気分だ。声を張り上げながらサビを歌うミネコフも気持ちよさそうだった。
続いては一昨日にもやった新曲「Is this love?」。Changeのようにアップテンポ気味のロックナンバー。この曲はまだデモ音源などもないから、まずは聞くのに、覚えるのに、ついていくのに必死だった気がする。全英語詞のこの曲。平田さん、嶋田さんの疾走感溢れるプレイに高橋さんのビート感溢れるドラムロールで一気に駆け抜けた。ちなみに終演後平田さんに、「この曲は平田さん作曲ですよね?」と聞いたら、ニコリと「そう、わかる?」。ようやく2人の曲を特長を肌で理解できるようになって嬉しい。
最後は5thアルバムから「rainbounds」とスマガスペシャル主題歌の「Perfect Loop」で一気に会場をわかせたポプシクル。アッパーな曲の3タテで、ステージのメンバーもみんな楽しそうだった。アンコールは定番の「I just wannna kiss you」でしっとりと締めくくりました。
はじめての代官山ということを意識した新旧織り交ぜ、バラエティにとんだセットリスト。しかも発売前の新曲を2曲もやってくれるなんてファンとしては涙ものです!
ここ毎回、ステージを重ねるごとに調子をあげている絶好調なミネコフ。ドラム叩きながら口ずさんでいた高橋先輩の笑顔も素敵でした!
setlist
1.something new
2.スノーイズム
3.I Love Your Smile
4.24hours (新曲、披露3回目)
5.Is this love? -the newest model-(新曲、披露2回目)
6.rainbounds
7.Perfect Loop
encore
8.I just wanna kiss you
約2,100字
written by ぱすてるバッジ