──昨年発売されたアルバムの中で最も印象に残ったアルバムを教えてください。
HARCO 「Rhye "Woman"」
──上記を選んだ理由を教えてください。
HARCO 「なにかと年間通して忙しかった2013年。リセット&リラックスしたいときによく聴いていました。シャーデーとも比較されますが、こちらは女性の声のようで いて男性ボーカル。柔らかなシルクのような歌声。アレンジは昨今のチルウェイブシーンのような癒される楽曲から、小刻みに跳ねる楽しいリズムまで幅広いの ですが、音使いもやっぱりどこか柔らかくて丁寧。おそらく相当なスキルがあるのだけど、耳に届くまでにデスクトップ感覚にさらりと変換させるその余裕っぷりが、たまらないです」
|
2013/3/5 release |
──昨年の活動で印象に残っていることは?
HARCO 「初めての映画サントラ盤「らくごえいが オリジナル・サウンドトラック」を出せたこと。オムニバス映画だったので、3人の監督との同時のやり取りは大変でしたが、短期間で監督ひとりひとりの好みに合わせたいろんなジャンルに挑戦できたことが、今後の僕にとっては良い糧になったなぁと思っています」
──2014年はどんな一年にしたいですか?
HARCO 「純粋なオリジナル・フル・アルバムのリリースを2010年の「Lamp&Stool」以来していないので、やはり年内にそれを叶えたいですね。最近はHARCOとしてや他アーティストのサポートなど、ライブの現場が圧倒的に増えているのですが、インドアな仕事も好きなので、さまざまなレコーディングに携われたらと思っています。そして「今まで生きてきたなかで、一番たくさん曲を作った」という年にしたい!」
──その他メッセージがあればお願いいたします。
HARCO 「以前から関わって来た宮城県南三陸町のおかあさんたちのことを歌った「南三陸ミシン工房のうた」。その楽曲を含めたミニアルバムを、ハルコレート・レーベルより3/5にリリースします。また、2年ぶりに「HARCOの春フェス」を開催します。4/21(月)渋谷 duo MUSIC EXCHANGE、4/26(土)心斎橋 Music Club JANUS。出演はどちらもHARCO・堀込泰行・杉瀬陽子。最新情報はつねにTwitterやオフィシャルホームページで更新しています!」
関連リンク
>>Twitter
掲載日:2014年2月1日