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Flow The Girl 佐久間梓美

 

 

 

 

selected by 佐久間梓美(Flow The Girl)

今までもそしてこれからも飽きのこない極上ポップス。


──オススメの名盤を3枚教えてください。

 

豪華メンバーの中、私なんかがCDを紹介するなんておこがましいのですが、それはさておき。

気に入った音楽は飽きるまで聴き倒す性格のため

もっとセレクトに悩むかもと思いましたが、意外とあっさり決定。

共通するのは優しい声や印象的なメロディー、好きな音やベースライン…

それらを聴くといつも胸を打たれるのです。

 

ちなみに、無類の小沢健二ファンですが、3枚全てを小沢健二、

もしくはシングルまで紹介してしまいそうなので、今回は避けますね。

 

 


1枚目

フリー・ソウル~クラシック・オブ・トッド・ラングレン

1998/09/18 release

FREE SOUL. the classic of TODD RUNDGREN

Todd Rundgren

 

Toddのファンからしたらこのセレクトは邪道かもしれませんが、定番の「I Saw The Light」「Hello It's Me」と、

大大大好きな「A Dream Goes On Forever」が一緒に聴ける数少ないアルバム。

 

なんて切ないメロディーを、なんて優しい声で歌うんだろうとぽーっとしてしまいます。

                  
メロディーラインやほぼ全曲で聴くことのできる鍵盤の音は私にとってパーフェクト。

休日の部屋の中でゆったり聴きたい名曲の数々!

 

2枚目

サークル スワン・ダイヴ

1998/09/19 release

Circle 

Swan Dive

 

一番最初のキーボードから心を掴んで離さない、そんなアルバム。

楽しい曲、ドラマティックな曲、しっとりした曲…
とにかくバリエーションが豊かで、もう終わっちゃうの?と名残惜しくなって、何度も何度もリピートしてしまいます。

 

男女ともにボーカルを取るバンドは、雰囲気が変わってしまって違和感を感じることがあるけれど、どちらが歌ってもSwan Diveって思えるのがすごい!

                  

どの曲も好きなのですが、特に好きなのが「Roma Will Fall」。展開も好きだしストリングスが壮大でドラマティックで、この曲を聴くとなぜだかホロリとしてしまうのです。

3枚目

ウォールペーパー・フォー・ザ・ソウル タヒチ80

2002/09/19 release

Wallpaper For the Soul

Tahiti 80

 

ファーストの「Puzzle」もオススメですが、一曲目からのワクワク感がより強いセカンドをピックアップ。


特に「1,000 Times」と「Soul Deep」が好きで、
ストリングスやホーン系の楽器の音を聴くとドキドキしてしまいます。
全編通して音がカラフル、そしてグザヴィエの甘い声が乗れば向かう所敵なし!

                 

Tahiti 80に関しては来日すると必ずと言っていいほどライブに行っているので思い入れが他のアーティストとはちょっと違うかも…。


2010年サマソニでは最前列に陣取り、2011年の来日公演ではグザヴィエにFlow The GirlのCDを渡すという唯一私のミーハー魂を呼び起こしてくれるアーティストなのです。

 

 

──名盤との出合いで印象的なエピソードなどがあれば。

 

Tahiti 80以外は友人から紹介されたものです。

Todd Rundgrenは当時所属していたバンド、human stationのギター、ジャイアンが作ってくれたミックステープに入っていました。(時代を感じる…)「ヴァージン・スーサイズ」の公開も手伝って、夢中になったのを覚えています。

 

ソフィア・コッポラ繋がりで、その中にPhoenixの「If I Ever Feel Better」も入っていて、その曲が入っているアルバム(ファーストの「United」)を買ったのですが、メタルのバンドなんじゃないかというジャケットを見て、しばらく購入をためらった遠い記憶…。

 

Swan Diveは別の友人から借りて、しばらく寝かせていていたのです。

ふと思い立って、ある日改めてちゃんと聴いたら見事にはまってしまい、なぜもっと早く聴かなかったのかと後悔したりして。

 

ああ、なんだか懐かしいなあ。

 

 

 

──リスナーに向けて一言お願いします。

どうでしょう、無難にまとめすぎましたかね…?

 

Flow The Girlはポップな歌ものバンドがやりたい!と思って2010年11月にスタートさせたバンドです。

曲を作るにあたり、できるだけ自分の内側から自然に出てきたものを表現したいと思っていますが、

悩んだ時に、今回紹介した3枚のアルバムを思い浮かべたりしています。

なので言ってみれば教科書的な存在の3枚かもしれません。

(メンバーには私の技術の問題で、え?どこを参考にしたの?と思われてると思う…。)

 

また、細々とですがライブ活動もしています。

ライブに来た方から「面白かった」と言われることが多く(褒め言葉、ですよね?)

私たち自身も楽しいライブをお届けできるよう心がけていますので

お時間があったらぜひ遊びにいらして欲しいです!

 

 

 

──ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 


<リリース情報>

Flow The Girl

オフィシャルサイトにてライブ会場でしか販売していなかった2曲入りデモCDの通販を開始しました!

 

 ・収録曲

    1.Flow The Girl ~FTGのテーマソング~
    2.新しい世界

 ・価 格

    300円(CD 200円+送料等100円)

 

 詳しくはFlow The Girlのオフィシャルサイトをご覧ください。

 

 

 

 

 


<ライブ情報>

 イベント名:未定

 出  演:Flow The Girl 他

 日  時:2012年1月21日(土) 開場:未定 開演:未定
 会  場:下北沢 mona records
 チケット:前売 未定/当日 未定(+1ドリンク)
 予  約:Flow The Girl オフィシャルサイトより

 

 

 

 


佐久間梓美

(サクマ アズミ)

佐久間 Flow The Girl

歌ものポップスバンドFlow The Girlのギターヴォーカル兼リーダー。作詞・作曲もつとめる。シューゲイザーバンド「human station」や「mash」で数枚のアルバムリリースするなどの活動を経たのちに、ドラマー・なで彦(「texas pandaa」で活躍中)、ベース・ミノキティ、キーボードのマルコ・マーリーらと2010年11月にFlow The Girlを結成。すぐにサウンドプロダクションに入り、翌2011年1月にはレコーディング、デモ音源を制作。その後2011年8月に初ライブを行った。初ライブでは用意したデモCDが即日完売したほか、笑いの絶えないMCも人気、評判となる。次回ライブは下北沢mona recordsで2012年1月21日(土)予定。今後の活躍が期待されるポップスバンドの一つである。 

 

 

 

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2011年11月26日

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